KIF国際交流ボランティア
当事業団の国際交流・国際協力・多文化共生事業は、多くのボランティアの方々に支えていただいています。
「学生ボランティア」
高校生、専門学校生、大学生の皆さんには、国際交流イヤーエンドパーティー等のイベントで、外国人の皆さんとの楽しい企画づくりや当日の運営のお手伝いをしていただいています。
「サポートセンターボランティア」
国際交流会館の2階交流ラウンジの国際交流サポートセンター受付カウンターでは、交流ラウンジの運営、イベント等のサポートや熊本の観光情報の提供、1階エントランスロビーでの新聞・雑誌の整理等を、在住外国人の方々を含む市民の皆さんに行っていただいています。
「語学ボランティア」「情報ボランティア」「市民グローバルサポーター」
また、語学が得意な方達には外国語のお手紙を日本語へ翻訳したり、海外から訪問された外国人の方と日本人の方間の会話やセミナーでの通訳をしたり、街中で困っている外国人や在熊外国人のお手伝いなど語学力を活かして活動していただいています。
「生活日本語支援ボランティア」
日本で暮らす外国人の方々と日本語でおしゃべりや交流をしながら、彼らの日本語学習を支援する活動にご協力いただいています。
「地域国際化推進ボランティア」
一方、在住外国人の皆さんには、母国の文化をお話ししていただいたり、お料理を紹介していただいたり、学校や市民センター等で、異文化理解や国際交流の推進のお手伝いをしていただいています。
令和元年度は全体で1,677人の方々にボランティア登録をいただき、さまざまな事業に対しご協力いただきました。
これを機会に、さらに多くの皆さんにボランティア活動について考えていただき、ボランティアを始めるきっかけになりますことを願っています。そして、是非、いずれかのKIF国際交流ボランティア活動にご参加をいただければ幸甚です。
「ボランティア」とは
当事業団が事務局をしています高校生による高校生のための活動として毎年、夏の時期に開催している「国際ボランティアワークキャンプ in ASO」。この事業を最初からご指導をいただいている昭和女子大学教授で日本ボランティア学習協会代表理事の興梠寛さんの言葉を借りると;
“自由な意思で共生社会に貢献する人”
ボランティアの語源は、ラテン語の「ボランタス(Voluntas):自由意志」、フランス語「ボランティ(Volunte):喜びの精神」、英語の名詞では「ボランティア(Volunteer):志願兵」、動詞では「自発的に申し出る」という意味です。
日本では、自分の意志で自発的に行う社会参加活動のことをさしています。
ボランティア活動の主な原則は、次の4つにまとめることができます。
「ボランティア」の4原則
自主性・自発性: 他者から強制されたり、義務としてではなく、個人の自由意思で行う活動
無償性・非営利性: 経済的な報酬を求める活動ではなく、お金では得られない出会いや発見、感動や喜びを得る活動
社会性・連帯性: 誰もがいきいきと豊かに暮らしていけるように、支え合い学びあう活動
創造性、先駆性、開拓性: 今、社会で何が必要とされているのかを常に考えながら、さまざまな視点から活動を見直し進めていくことが大切で、よりよい社会を自分たちで創る活動
「ボランティア」の役割
(1) 人と人、人と社会の架け橋
当事者・家族と地域社会、当事者と社会資源をつなぐ架け橋としての役目があります。
(2) 当事者の良き友人
当事者と対等なつきあいがあってこそ、本当に心の通いあった友達関係になれるのです。
(3) 社会資源の活用をさかんにする推進役
私たちの住んでいる地域にどんな施設やサービスがあるのかを知り、その社会資源を積極的に活用しましょう。
(4) 住民として広く福祉を見守る立場
私たちが気軽に利用できる施設や福祉サービスについて調査をしたり、住民が生活しやすい地域づくりをしていきましょう。
(5) 偏見、誤解をなくす提案者
地域に残された福祉に対する偏見や誤解をなくすよう、積極的に提案していきましょう。
(6) 地域の連帯を強めるかなめ役
地域の人々が豊かに暮らしていけるように、一人一人の心を結ぶかなめ役として活動しましょう。
(7) 積極的な発言者
福祉サービスの改善、新しいサービスの創設等を進めていくためには、ボランティアの声を反映していくことが大切です。
※熊本県ボランティアセンターより抜粋
熊本県ボランティアセンター
(外部リンク)
「ボランティア」の心構え
(1) 身近なことから
私たちの身のまわりを見直し、気がついたところから手がけ、まず、できるところから始めましょう。
(2) 相手の気持ちになって
ボランティア活動は、ひとりよがりであったり、押しつけであったりしてはいけません。常に相手の気持ちを考えて活動しましょう。
(3) 約束や秘密は必ず守る
訪問時間、援助内容、どんな小さいことでも相手との約束を守り、信頼関係を高め、プライバシーなどの知り得た秘密は他人にもらさないことが必要です。
(4) 自分を成長させる
ボランティア自身が持っている知識や技能を社会に役立てるためには、研修や学習をおこたらず、自分自身を一層高めるように努めることが必要です。
(5) 無理せず継続を
無理をすると長続きできません。自分の生活のリズムを考えて計画を立て、無理なときは、はっきり断ることも必要です。勉強や仕事を犠牲にしての活動は長続きしません。
(6) 周囲の理解を得る
ボランティア活動は身近な人の協力を必要とします。家庭、学校、友人などのあたたかい理解を得るように努めましょう。
※熊本県ボランティアセンターより抜粋
熊本県ボランティアセンター
(外部リンク)
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