「やさしい日本語」について 最終更新日:2022年11月18日 「やさしい日本語」とは、普通の日本語より簡単で、外国人にも分かりやすい日本語です。普段のコミュニケーションはもちろん、災害時の緊急情報や行政情報の発信にも有効です。”外国人の話す言葉=英語”と思いがちですが、実は、日本に住む外国人が一番理解できる言葉は”日本語”と言われています。熊本市でも近年は、ベトナムやネパールなど非英語圏出身の外国人住民が増えており、多くの場合は日本語でコミュニケーションをとることができます。そのときに大事なことが、日本人側が使う「やさしい日本語」です!難しい単語を簡単に言い換える・文章を短くする・文末を「です」「ます」に統一する・ゆっくり話す・漢字にはルビをふる など、少し工夫をするだけで格段にわかりやすくなります。「やさしい日本語」は、外国人だけでなく、子ども、高齢者、障害を持つ人にとってもわかりやすく、現在では、自治体からのお知らせやNHKのニュース配信など、多くの場面で活用されています。~「やさしい日本語」の例~記入する⇒書きます両親 ⇒お父さんと お母さん土足厳禁⇒くつを ぬいで ください。余震 ⇒あとから くる 地震デマ ⇒うその 話こちらにおかけください。⇒ここに すわって ください。地震なので気を付けてください。⇒地震です。頭を まもってください。「やさしい日本語」は、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、外国人への情報提供方法の一つとして取り組みが始まりました。2016年4月に起きた熊本地震では、KIFで外国人住民へ速やかに情報を提供できるよう災害支援情報を多言語化、「やさしい日本語」への書き換えも行いました。【「やさしい日本語」の資料】やさしい日本語作成のためのガイドライン 弘前大学社会言語学研究室2013(外部リンク)やさしい日本語ツーリズム研究会(外部リンク)NHK NEWS WEB EASY(外部リンク)在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン(外部リンク)【「やさしい日本語」書き換え等のツール】やさにちチェッカー やさしい日本語科研ホームページ内(外部リンク)公文書作成支援システム やさしい日本語科研ホームページ内(外部リンク)日本語解読学習支援システムリーディングチュウ太 Reading Tutor(外部リンク)