熊本市国際交流振興事業団
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KIFの中期活動方針
最終更新日:2010年5月24日
平成21年(2009年)4月1日から26年(2014年)3月1日の期間の活動方針です。
【はじめに】

(財)熊本市国際交流振興事業団(以下、KIFと記述)は、昭和50年代半ばから市民の国際交流に対するニーズが多様化するなど社会の国際化が急速に進展する中、市民の創意工夫と民間活力を活かし、将来に亘る国際交流を効果的、積極的に推進しながら、更なる相互理解と友好親善を深めることで、地域社会の活性化と発展を図るため、熊本市によって平成5年3月に設立されました。

 設立から15年間が経った本年、平成20年、本市においては在住外国人数の増加や市民の国際協力に対するボランティア意識の高揚などが顕著であり、さらに、気候変動、地球温暖化、貧困問題等、地球規模の課題も深刻化しています。

 KIFは、設立以来、国際交流をとおして広く社会の活性化と発展を図るための事業展開、特に行政機能を補完する公益性が高い事業を実施してきました。

 平成18年度からは、熊本市国際交流会館(以下、国際交流会館と記述)へ指定管理制度が導入されたことで、公の施設として、住民サービスの向上とより高いコスト意識をもって国際交流会館を管理、運営してきました。

 さらに、平成21年度からは、一般公募による指定管理制度の結果、5年間の国際交流会館の指定管理者として、長引く不況による財政状況の悪化が深刻化する中にも、今一度本市における国際化の歴史を振り返り、今後の豊かな地域づくりに必要となる国際交流・協力事業を実施していくことが求められています。現在の予想することさえ困難な早い時の流れに対応した事業展開を最も効率、経済的に図るには、事業団に蓄積された15年間のノウハウを最大限に活かしながら、行政と民間団体、市民グループ、さらに企業等との連携・協力しながら各事業を実施していきます。

 そこで、KIFでは、国際交流会館の新たな指定管理者として、前述の視点を踏まえ、将来を見据えた「(財)熊本市国際交流振興事業団中長期(平成21年度〜平成25年度)活動方針」を作成しました。

平成21年4月

()熊本市国際交流振興事業団

 

【熊本市における国際化の現状と課題】

(日本における国際化の現状と課題)

 平成19年末の在住外国人登録者は過去最高の2,152,973人で、200万人を突破した平成17年から毎年、過去最高記録を更新しています。日本の総人口に対する外国人登録者数の比率は1.68%、10年前(平成9月末)と比較すると70,266人、45.2%増加しています。

 日本における外国人を取り巻く問題として、言語や文化の違いがあります。日本語によるコミュニケーションが困難なこと、文化や習慣が違うことによって生活上のトラブルが発生することがあります。教育や健康保険、医療における課題もあります。さらに、日本人と外国人の間で「心の壁」を作ってしまい、住民間での行き違いや紛争が起こってしまう場合も多くあります。

(熊本市における外国人)

 熊本市における平成19年末の外国人登録者数は3,886人となりました。平成9年末の外国人登録者数2,795人と比較すると、1,091人、39%増加したことになります。この外国人登録者数における国籍の内訳は、上位から中国、朝鮮・韓国、フィリピンとなり、この3つの国籍が全体の70%以上を占めています。中国帰国者や中国からの家族の呼び寄せ、また、中国人・フィリピン人と日本人の国際結婚など、在住外国人の在留は安定化する傾向にあります。また、中国、インドネシアからの研修生・実習生が増加しています。

(熊本市における様々な国際化への取組み)

 熊本市は、平成113月に市政全般にわたる中・長期的な展望に立った国際化について基本的考え方と方向性を示した「熊本市国際化指針」を策定しました。

 特に国際化の理念を「すべての人が安心して快適に暮らせる開かれた社会の実現」とし、市民一人一人が地球市民としての自覚を持ち、異なる文化や価値観を理解し、言葉や習慣、社会制度が異なる外国人にとって住みやすく、世界に開かれた社会の実現を目指し、3つの基本目標を定め、様々な諸施策、取り組みがなされています。

・基本目標T 人権感覚・国際感覚豊かな人づくり

・基本目標U 国際化に対応したまちづくり

・基本目標V 国際社会への貢献

(熊本市における国際化の課題、さらなる国際化の必要性)

 国際交流会館では、平成69月、オープン以来、多様な国際交流・協力事業が実施されています。これらの事業は、全国の他地域と比較しても活発であり、高い評価を受けています。

 一方、長引く不況により財政状況が悪化する中、行政をはじめ国際交流・協力への予算配分は減少する方向にあります。しかしながら、益々増加する在住外国人数や在住資格の複雑化(研修生、実習生など働く外国人の増加、日本語指導が必要な外国人・中国帰国生徒への教育の問題など)や地球温暖化・貧困等深刻化する地球規模の問題など地域における国際化の課題が益々増加する中、地域の国際化を推進する取り組みが益々必要になっています。

 また、経済振興施策の1つとして、海外からの観光客誘致、そのための熊本の観光、文化、歴史情報の海外への発信など、国際交流という観点から経済支援を積極的に実施することを検討すべきです。

 さらに、地理的利点と急速な発展を遂げている韓国・中国等アジア諸国や、交流の歴史に培われた幅広い分野の人脈がある海外友好姉妹都市(中国 桂林市、アメリカ サンアントニオ市、ドイツ ハイデルベルク市)との交流をさらに積極的に推進することで、国際都市“熊本”の地位を確立することが重要です。

 

【KIFの活動方針】

 前述の熊本市における国際化の現状と課題に対応し、その国際化の理念である「すべての人が安心して快適に暮らせる開かれた社会の実現」するために、KIFは、活動方針を作成し、実践していきます。 

 理念:

「すべての人が安心して快適に暮らせる開かれた社会の実現」

(熊本市の国際化の理念と同じ)

  この理念は実現するために、6つの目標を定めます。そして、5つの戦略と5つの活動指針を持って活動します。

 6つの目標:

【目標1】多文化共生社会に対応したまちづくり

・在住外国人と日本人が言語、制度、心の壁をのり越え、共生できるまちづくり

 −地域に暮らす外国人、日本人がいざというときに助け合うことが出来る関係づくり(言語、文化サポート)

防災に強いまちづくり − 情報弱者になりがちな外国人への支援体制、広域での地域連携体制の確立

 

【目標2】国際化に対応したひとづくり

・グローバル化の進展に対応できる地球市民の育成

 (地球市民とは、世界の他の地域で発生している出来事を自分のこと、自分を取

 り巻くこととして感じ、考え行動出来る市民)

・世界の人たちとコミュニケーションできる人材の育成

・ボランティア意識の市民への浸透とそのための環境づくり

多文化共生、国際交流・協力分野において市民が活動を広げていけるための市民

活動や民間団体への支援

 

【目標3】地域からの国際協力の推進

都市が抱える様々な課題の解決へ向けて、友好姉妹都市や関係都市間のネット

ワークを活用した市民レベルでの交流・協力を図る。さらに、各都市の市民が

集い、相互の文化や歴史を学び合いながら益々の友好親善を図る。

途上国の現状や人々の暮らしを、地域における日常生活を結びつけて考え、

地域から出来る国際協力について考える。

・ラオスとの地域間協力によって、顔がみえる国際協力を実践する。

 

【目標4】地域文化の再発見と海外への発信

・地域文化芸術の再発見、振興することで、地域の発展、豊かにする。

・地域の文化や歴史を海外へ発信する。


【目標5】地域経済を国際的な視点から支援

社会のグローバル化の中、地域社会における企業が直接、海外の企業、産業と

つながる時代です。(ヒト、モノ、金、情報が自由に移動)。このような中で、

地域経済の発展を国際交流分野から支援します。

海外からの訪問団を積極的に国際交流会館に受入れ、熊本のアピールをします。

 【目標6】熊本市の国際化の拠点施設国際交流会館の公平かつ適切な管理・運営



 

 

活動方針のイメージ

5つの戦略:

【戦略1】すべての世代を対象にした事業展開

【戦略2】市民協働

【戦略3】行政、学校、民間団体等の地域内外での連携

【戦略4】時代の流れをつかんだ事業展開

【戦略5】熊本市国際交流会館の効果的な運営

5つの活動指針:

【活動指針1】社会のニーズを先取りした情報収集・提供

【活動指針2】国際交流・協力分野における専門性の活用

【活動指針3】ターゲットアプローチ

【活動指針4】透明性の確保

【活動指針5】段階的な事業評価制度の導入

問い合わせ (財)熊本市国際交流振興事業団
電話 096-359-2020
ファックス 096-359-5783
メール ad-info@kumamoto-if.or.jp
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